シロクロデイズ〜プロローグ〜


 出会う前からその存在は知っていた。
 最初はもちろんただの興味本意だった。
 だけどソイツのことを知っていく度に、どんどんとハマっていく自分に気がついた。

 俺はもうアイツから離れられない。
 アイツのためならきっとなんだってできる。

 もしも叶うなら、俺の願いを一つだけ聞いて欲しい。


 ただただ、黒滝が欲しいんだ。


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