悪夢あげいん〜AKUAGE〜


 いつの間にかベルトは外され、再び肩を押さえつけられているせいで体を起こすことができない。
 まさか五条は本当に公開プレイというものをやろうとしているのか。
 冗談じゃない、と抜け出そうと体を捩ってみるが無駄な抵抗に終わった。

 いとも簡単にスラックスを下着と一緒に下ろされ、下半身が空気にさらされた。
 直に太ももの内側を撫でられると、ゾクゾクとしたなにかが背中を走り抜ける。


「ご、じょ」

「このままヤられたくないだろ?」


 耳元で、色気のある声で囁かれると熱い息がもれる。

 だから、こういう五条みたいなのはタイプじゃないのになんで体が熱くなるんだ。
 溜まってるのか。
 そういえば最近、一人でしてなかったもんな。

 そう自己解決しては、目の前の問題も解決しようと現実に目を向ける。
 俺に覆い被さっている五条に、とびらの前でしゃがんだままの零。
 なんだこのカオスな光景は、とツッコミを入れたくなった。


「あの、話したら本当にヤらないんですよね?」

「早く言わねぇとこのまま突っ込むぞ」


 太ももに押し付けられた固いものに、なんで勃起させてるんだ! と顔が引きつってしまった。


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